専門家制度とは

臨床疫学専門家 規約

平成29年6月6日改定

日本臨床疫学会が所管する制度である。「臨床疫学認定専門家」、「臨床疫学上席専門家」、「臨床疫学卓越専門家」の3種とする。原則として、医療者会員および特別会員が認定専門家に、認定専門家が上席専門家に、上席専門家が卓越専門家になることができる

1 臨床疫学 認定専門家
  1. 1.1申請時までに、下記の要件1.2-1.5を満たしていること
  2. 1.2臨床疫学会の医療者会員あるいは特別会員として、1年以上当学会に在籍する者
  3. 1.3臨床疫学の系統的な学習・実践の経験を十分に有するもの
  4. 1.4申請時までの3年間に、本人が関与した臨床研究の結果を、当学会の年次総会の一般演題(口演またはポスター発表)の筆頭著者として1回以上発表していること
  5. 1.5本人が関与した臨床研究の結果を、査読つき学術誌原著論文 (和文あるいは英文。症例報告を除く) の筆頭著者として、過去5年間に1編以上公表していること(受理でも可)
  6. 1.6上記の要件を満たした上で、専門家試験を受験し合格すること(年1回)
  7. 1.7理事会が委嘱する「専門家制度委員会」で審査・合格の上、理事会で承認する
  8. 1.8特例として、1.2-1.5の要件を全て満たさなくても、専門家制度委員会および理事会が若干名の会員を専門家(認定専門家)として認定することがある
2 臨床疫学 上席専門家
  1. 2.1申請時までに、下記の要件2.2-2.5を満たしていること
  2. 2.2臨床疫学専門家(認定専門家)を取得後3年以上経過し、申請までの3年間に所定の当学会生涯教育単位を30単位以上取得していること(単位を取得できる項目は、3.4を参照)
  3. 2.3会員(上席専門家以上の専門家)3名(うち理事1名以上)の推薦
  4. 2.4申請時までの5年間に、本人が関与した臨床研究の結果を、当学会の年次総会の一般演題(口演発表のみ)の筆頭著者として1回以上発表していること
  5. 2.5申請時までの5年間に、本人が関与した臨床研究の結果を査読つき国際的学術誌 (PubMed掲載) に英文原著論文として3編以上 (うち筆頭著者1編以上) 公表していること(受理を含む)
  6. 2.6理事会が委嘱する専門家制度委員会で審査・合格の上、理事会で承認する
  7. 2.7特例として、2.2-2.5の要件を全て満たさなくても、専門家制度委員会および理事会が、若干名の会員を専門家(上席専門家)として認定することがある
3 臨床疫学認定専門家および上席専門家資格の更新
  1. 3.1臨床疫学認定専門家および上席専門家として認定を受けたものは、5年毎に資格を更新することができる。資格更新のために、以下の要件を満たす必要がある。
  2. 3.2更新申請の締切り時までの過去5年間に、本人が関与した臨床研究の結果を査読つき学術雑誌に原著論文 (和文あるいは英文。症例報告を除く) として3編以上を公表していること(受理を含む)
  3. 3.3更新申請の締切り時までの過去5年間に、当学会が付与する生涯教育の単位合計50単位を取得していることが必要となる。
  4. 3.4生涯教育の単位は以下の項目を満たすことにより取得することが可能である。
    1. (1)本学会年次学術大会への参加: 10
    2. (2)本学会年次学術大会における発表
      1. 一般演題 口演: 5、ポスター: 3
      2. 特別講演・教育講演演者・シンポジスト:5
      3. 座長: 3
    3. (3)本学会年次学術大会の一般演題抄録の査読: 5
    4. (4)本学会が主催あるいは共催する教育講演会または教育ワークショップの企画運営責任者: 15、
      ファシリテータ: 10、講師: 5、参加:3*
    5. (5)当学会の委員会の委員長、副委員長、委員のいずれかを務めた者: 10/年
    6. (6)連携学会**が主催する年次学術大会(総会)への参加: 3
    7. (7)連携学会が主催する年次学術大会等において、本学会から推薦を受けて講演する場合: 5
    8. (8)論文発表(first authorまたはcorresponding authorに限定)(受理を含む)
      国際学術誌(pubmed掲載)10、連携学会の学会誌 3、本学会学術誌***への掲載 8
    9. (9)その他、理事会が指定する項目
      *1日以上の教育講演会または教育ワークショップの場合、ファシリテータは1日増すごとに5、参加は2単位追加される。
      **連携学会とは:学会として学術専門委員を推薦する場合
      *** 現在検討中
4 臨床疫学 卓越専門家
  1. 4.1臨床疫学上席専門家*のうち、臨床疫学の研究と教育に著しい貢献をした者
    *上席専門家以外の研究者を例外的に選任することがある
  2. 4.2最大年2名、5年間で10名以内を限度として選考する
  3. 4.3会員(上席専門家以上の専門家)5名(うち理事2名以上)の推薦を要する
  4. 4.4理事会で審査の上、決定する
  5. 4.5卓越専門家は、当学会を退会するまで、この資格を保有できる
5 専門家の申請を行う者は、以下に定める審査料を納めなければならない。
  1. 5.1認定専門家 15,000円
  2. 5.2上席専門家 15,000円
  3. 5.3卓越専門家 15,000円
6 専門家申請が認められた者は、以下に定める認定料を納めなければならない。
  1. 6.1認定専門家 30,000円
  2. 6.2上席専門家 30,000円
  3. 6.3卓越専門家 30,000円
7 本規約の改正は、専門家制度委員会で検討し、理事会の承認を必要とする。