医療政策の視点から考える臨床疫学、リアルワールドデータへの期待

【企画要旨】

エンジニア、心臓外科医、厚生労働省医系技官、地域医療を担う医療法人理事長、ベンチャー企業CEO、大学教授、最近は吉本興業タレントなど様々なキャリアを歩んできた中で、臨床疫学研究者への期待を語る。

注) 行政官としての経験談もあり、本講演はアーカイブ配信せず、リアルのみとします。

【座長】

福原 俊一
京都大学

【演者】

宮田 俊男
早稲田大学 理工学術院 教授

【プロフィール】

宮田 俊男

早稲田大学 理工学術院 教授
医学博士/日本外科学会 外科専門医 /産業医/日本健康会議 実行委員

1975年 神奈川県生まれ 東京都育ち(47歳)
1999年 早稲田大学理工学部機械工学科卒業
2003年 大阪大学医学部医学科卒業(3年次編入学)
2003年 大阪大学第一外科入局
2009年 厚生労働省 入省
2013年 日本医療政策機構 参画
同年内閣官房健康・医療戦略室 戦略推進補佐官に任命
2017年 医療法人社団DEN みいクリニック(東京都、大阪府) 理事長
(京都大学客員教授、大阪大学特任教授、国立がん研究センター政策室長を歴任)
2020年 早稲田大学理工学術院先端生命医科学センター教授

厚生労働省参与、神奈川県顧問、川崎市参与、神戸市参与、大阪大学大学院医学系研究科招聘教授、大阪大学共創機構特任教授、金沢医科大学客員教授、国立循環器病研究センター理事長特命補佐、国立がん研究センター企画戦略アドバイザー。

早稲田大学理工学部で医療機器に出会い、自ら患者さんに新しい治療を生み出すべく1999年、大阪大学医学部に3年次編入。2003年、大阪大学第一外科に入局。大阪大学医学部附属病院で心臓外科医として実際に人工心臓の医療に携わるもデバイスラグの問題に直面したことがきっかけで、2009年、厚生労働省に入省。医薬品、医療機器、再生医療の実用化のルールを整備するべく、多くの医療改革に関わる。東日本大震災の復旧、復興にも従事。今も定期的に手術に入る現役の外科医でもありながら、地域包括ケアシステムの構築も推進している。家庭医療を推進するため、みいクリニックを立ち上げ、地域医療を守るとともに企業の健康経営や、生活習慣病の重症化予防、在宅医療、病児保育、オンライン診療、コロナ対策にも取り組んでいる。厚労省時代、医薬品副作用被害対策も担当し、医薬品の副作用にも詳しい。スマートフォンを用いた医師が薬剤師とコラボするセルフケアデジタル事業の構築など、時代のニーズに応えるべく、多角的な取り組みを行っている。

【出演番組実績】
NHK「ニュースウォッチ9」、「クローズアップ現代」、EX「サタデーステーション」、テレビ朝日「報道ステーション」、フジテレビ「ユアタイム」、BS日テレ「深層ニュース」、BSフジ「プライムニュース」他
【連載実績】
日経メディカル「医師こそ戦略思考を」、総合診療のGノート「どうなる日本!?こうなる医療!!」