教育レクチャーシリーズ2:
世界一やさしい混合研究法実践
【座長】
- 久我 弘典
- 国立精神・神経医療研究センター、認定専門家
【演者】
- 宮下 淳
- 福島県立医科大学
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宮下 淳
【講演④:9時00分 〜 9時40分】
演題:「世界一やさしい混合研究法実践」
【抄録】
量的研究でA→Bの関連を検証できたとして、その関連がなぜ生じるかについての考察で躓いた経験はありませんか?質的研究はプロセスを明らかにする研究です。量的研究と質的研究を組み合わせることで、「AとBの関連」だけでなく、AとBを取り巻く現象やその関連が生じるメカニズムを可視化することが可能になります。このレクチャーでは、量と質の両方の手法を取り入れた深みのある研究を明日から実践するための方略を伝授します。
【プロフィール】
2003年、京都大学医学部卒。洛和会音羽病院総合診療科、市立奈良病院総合診療科で総合内科医として勤務。2015年から福島県立医科大学白河総合診療アカデミーに所属し、総合内科の臨床と研修医教育を行いながら、アドバンス・ケア・プランニングを中心に終末期医療に関する臨床研究を行っている。総合内科専門医、臨床疫学上席専門家。