「邂逅遭遇」医療者のおもいをリサーチに
2022.11.12(SAT)-11.13(SUN)

大会長挨拶

日本臨床疫学会第5回年次学術大会
大会長 宮田 俊男
早稲田大学 理工学術院 教授

このたび、2022年 11月12日(土)、13日(日)の 2 日間に、早稲田大学・国際会議場にて日本臨床疫学会第5回年次学術大会を開催する運びとなりました。

本学会は、2016 年に「クリニカル・マインドとリサーチ・マインドを持つ医療者による質の高い研究 を、ビックデータを活用した研究などの振興と研究人材育成を通じて推進し、現在の医療が直面する諸 課題の解決に貢献すること」をミッションとして発足しました。

2020年から始まった新型コロナウィルスのパンデミックの影響で、2020年の学術大会は延期に、そして昨年の第4回学術大会は完全オンライン開催となりました。
第5回学術大会は、実に3年ぶりのリアル開催となります。
本大会のテーマは「邂逅遭遇―医療者のおもいをリサーチに」といたしました。
臨床研究、臨床疫学に携わる研究者、医療者がたまたまめぐり逢い、集い、学び、教え合い、研究成果を発表し、白熱したディスカッションを重ねて、切磋琢磨、さらなる研究への飛躍の機会を提供できる場を作り上げたいと考えております。

また早稲田大学は大隈重信公が創始者ですが、学問や研究は、学理の考究に留まらず、文化、社会、産業への活用の道を拓くことによってさらに発展することを推進してきており、臨床研究、臨床疫学もまた健康・医療・介護・創薬・育薬・医工連携、レギュラトリーサイエンス・PHR・デジタルヘルス、AI、ソフトウェア、産官学連携分野に大きく資するものです。
本大会においても早稲田大学ならではの特別講演やイベントなどを企画しております。
乞うご期待ください。