学会について
PRO研究部会
Patient Reported Outcomes (PRO)は、約50年を経て、今や臨床研究において科学的に測定可能な指標として、他の「客観的な」指標と同等の地位を得るに至った。また、FDAなどの海外の規制当局からも、観察研究で治療効果を評価する際にPROを含めることが推奨されるようになっている(21st Century Act)。
PRO研究部会では、PROの中でも特に健康関連QoL (HRQoL)に焦点をあてて、教育研究活動を行う。HRQoLは、予防や治療介入研究における評価指標としてはもちろん、観察研究、医療経済指標にも活用され、多様かつ重要な役割を演じるようになっている。
HRQoLを測定する尺度の開発や検証は、従来、いわゆる古典的テスト理論によって行われてきたが、近年、項目応答理論(IRT)やComputer Adaptive Testing (CAT) なども用いられるようになり、測定精度の向上が見られている。このことは、患者診療やセルフケアにおける個人レベルでの活用のfeasibilityを高めている。
この部会では、各Special interest Group (SIG)に、HRQoLを活用する多様な臨床研究について活発な意見交換や協働を期待したい。当部会では、以下の領域におけるHRQoL活用のSIGが立ち上がっている。
PRO研究部会 部会長
福原 俊一
Special Interest Group
| 診療実装SIG | SIGリーダー 清水 さやか 一般社団法人PeDAL 京都大学 特任助教 |
|---|---|
| 運動器疾患SIG | SIGリーダー 矢嶋 宣幸 昭和大学 教授 |
| 東洋医学・総合診療SIG | SIGリーダー 鈴木 雅雄 福島県立医科大学 教授 |
| 経済評価SIG | SIGリーダー 後藤 励 慶應義塾大学 教授 |
| Multimorbidity SIG | SIGリーダー 山崎 大 京都大学 特定講師・福島県立医科大学 特任准教授・熊本大学 客員准教授 |